東京都・神奈川県の初音物件(1)


1.「横浜市中区初音町」 所在地:神奈川県横浜市中区

 物件情報多数あり、詳細は特集ページで →初音町




2.「初音鮨」「はつね治療院」 所在地:東京都中央区 ※治療院は閉店しました

 東京駅八重洲口から程近い物件。ここのすごいのは、同住所に異業種二つの初音物件が
同居すること。おそらく身内でそれぞれの店舗を経営しているものと思われるが、異色の組合
せである。1階が寿司店、3階が鍼・指圧治療院。じゃ2階はなんだ?寿司屋の座敷?それと
も住まい?まあ要らぬ詮索はやめておこう。
 今回明るいうちに調査に行く予定だったのに、いろいろ振り回されて結局夜になってしまっ
た。この辺りの街は夜は薄暗い。よって手ブレ気味の不鮮明な写真になってしまったがご勘
弁。いずれ再調査で鮮明な写真を入手したら差し替えます。大きな看板には「初音鮨」、その
下にある赤い小さな看板は、わかりにくいが側面に「はつね治療院」と入っている。

 自分はこの歳になってもマッサージの心地よさはわからないのだが、もしミクさんに指圧して
もらえるならたぶん行くな(鍼は嫌だけど)。

※(2010.04追記)久々にこの物件を確認したところ、「鍼・指圧・マッサージ」の看板が
 撤去されていた。どうやら治療院は営業を終えた模様。初音鮨は引き続き営業中。

 


3.「初音湯」 所在地:東京都板橋区

 蕎麦屋や寿司屋同様、銭湯には昔から縁起がいい名前が使われたりする。というわけで、
佳名である「初音」という名前が使われることもある。が、その数は多くはない。把握している限
り、ほかに大阪に1軒、京都に1軒あるだけだ(ただし京都の物件は銭湯だが「初音温泉」という
名)。少し前まで北海道函館市にも1軒存在していたことはわかっているが、残念ながら現在は
廃業して集合住宅に建て替えられてしまっていた。

 [追記]どうやら東京都台東区にも初音湯が存在するらしいが、なぜかタウンページには未掲載。
     銭湯はタウンページを嫌うのか? こういう例も含めると、全国にはもっとあるのかもしれない。
     この台東区の物件は機会を見て偵察に行ってきます。
     →台東区の初音湯はその後廃業しました。

 さて、この「初音湯」を見に行くには、少々難儀した。商店街の途中にあるので通行人が多
く、人々の視線が厳しい。狭い道で通行量が多いのであまり停まっていられない。そこで短時
間でバシャバシャ連射をかましてきた。結果は…絞りをミスったせいで、なんとなく明度がよくな
い。
 見た感じ、小奇麗だし設備も充実しているようで、銭湯というより小規模健康センターのよう
な施設なのかも。都内で風呂なし物件に住んでいる人などもうほとんどいないだろうが、こうい
う意欲的な経営をしていれば今も客はくるんだよといういい例かもしれない。がんばれ、初音
湯。




4.「初音家」 所在地:東京都板橋区

 東武東上線上板橋駅近くにある和菓子屋さんである。よくブログにコメを下さっている某777
さまが、どういうわけかこの物件の画像を持っているらしく、不思議に思ったものなのだが…ま
あいいや。独自入手資料にこだわる私は、今回「初音湯」のあとで巡回してきた。
 ここの立地がまたキチー(泣)。初音湯同様商店街にあるのだが、人通りがさらに多く、道幅
はずっと狭い。はっきり言って車を止めて店にカメラを向けていたら、思いっきり不審者なので
ある(爆)。幸い、お店は閉店したあとだったので、店員さんに気づかれることはなかった(と思
う)。でも、シャッターが下りた店というのは、なんだか鮮度というかリアリティーというか、そうい
うのが欠けている気もする。本当は営業中のところを堂々と撮りたいんだけど、このご時勢な
かなかねぇ…。




5.「初音」 所在地:東京都江東区 業種:焼鳥店

 地下鉄清澄白河駅近くにある焼鳥屋。残念ながら定休日だったので、ご覧のとおりさびしい
佇まいの画像なのはご容赦(営業中だったら堂々とカメラ向けたりできなさそうだから、いい
か)。
 深川江戸資料館の並びにあるせいか、このあたりの店は日本風の外装になっているようで、
この店も和風の外観になっている。…それはいいとして、この店の左隣の建物、公衆便所なん
だよな(爆)。妙にこじんまりしてて、しかも小奇麗な和風のトイレなので、あまり目立たないのが
救い。




6.「初音」 所在地:東京都中央区 業種:甘味・お好み焼店

 人形町にある甘味とお好み焼の店。地下鉄水天宮前駅から徒歩1分の好立地、天保8年創
業という老舗だ。あんみつ・みつまめやお汁粉がおいしいと評判の名店である。
 甘味処の「初音」は1階だが、2階がお好み焼店「初音」となっていて、一応別店舗になってい
るらしい。まあそりゃそうだよな、せっかくお茶飲みながらあんみついただいていたりして、隣か
らワイワイジュージューいう騒音が聞こえたり、オタフクソースの匂いが漂ってきたら、名店の
甘味も台無しだもん。

 


7.「台東初音幼稚園」 所在地:東京都台東区

 日暮里駅西側、お寺が集まる閑静な地区にある幼稚園。戦後、地元のお坊さんと小学校の
先生が立ち上げたという歴史がある。
 ここでも何度か紹介したと思うが、「初音」というのは佳名(縁起のいい名前)のひとつで、その
年の最初に鳴く鶯、という意味。日暮里の隣駅が鶯谷で、その地名から連想して、この地区の
名前を谷中初音町とつけた。今は谷中という町名になって「初音」は消えたが、昔ながらのこの
街には、まだあちこちに初音という固有名詞が残っている。「初音湯」という銭湯があるし、近く
の谷中銀座には「初音そば」「はつねや(寝具店)」「初音屋(惣菜店・寝具のはつねやの隣に位
置)」などのほか、初音音楽教室というのも見つかる。…これらの画像は今後チャンスがあれば
収めることにします(車で行ったら、ほとんどの物件まで到達できなかった…谷中の道は車に厳
しい)。




8.「初音屋米店」 所在地:神奈川県横浜市鶴見区 ※閉店しました

 見てのとおり、お米屋さんです。
 平日の日中に立ち寄ったので、営業中だと思ったのだが、残念ながらシャッターが閉ざされ
ていた。最近は不景気で、それでなくても大型店に押されて個人商店は大変な時代、ここも店
じまいしてしまったのか…と思ったら、シャッターに貼ってあるポスターには「営業中」とある。
どうやら電話注文で配達する業務に特化しているようで、店頭販売はしていないようだ。各銘
柄米の一覧も見え、元気に営業中らしいが、5月に見に行ったのにまだ「平成21年度新米入
荷」と書かれている。いい加減貼り換えたほうがいいんじゃないのか?




9.「ロリン」 所在地:神奈川県小田原市 業種:中華料理店

 鏡音リン関連物件の一つ。
 この「初音を探せ」のルールとして、屋号の一部としてキャラクター名を含むだけのものは対
象外とすることとなっている。例えば「マリン」なんていうのは、発音として「リン」を含むものだ
が、名詞としては別物なので、これは取り上げない決まりなのである。
 しかし、このお店の場合は別。なぜならリンちゃんを意味する「ロリン」という言葉が、一部で
既に定着しているから。この意味は「ロリ」+「リン」…子供っぽいリンちゃんを愛好する人々か
ら、大変人気のある呼び名だったりする。
 そのリンちゃんの愛称を、果敢にも採用してしまったのが、このお店。…まあ、本当の由来は
別なところにあるはず(たとえば中国語で気品ある意味の名詞だとか)なのだが、VOCALOIDフ
ァンには本来の名前の原点がどこにあるかなんてことは問題ではなく、この発音のお店が実在
するだけでもう大変なことなのである(笑)。




10.「HIPHOP MIKUCHAN」 所在地:神奈川県相模原市 ※閉店しました

 「ミクちゃん」という名前の、目立つお店。タウンページにはスナックとして掲載されているが、
古風な飲み屋さんとは違い、ヒップホップ系やR&B系の音楽が絶えず流れる、現代的な感覚
のクラブという感じのようだ。看板も派手です。10分390円でフリードリンクというのも,洒落が利
いている…これが高いのか安いのかはよくわからないけど。




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