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■ めやす箱|過去ログ 301-350

301  石河子にいってきます。 2003/11/07 00:26
From:Yudao 

明日、石河子に旅立ちます。
午前中に行って夜には帰ってくる予定です(ばんちゃーがあれば・・・)。

また、旅立ちにふさわしく昨日雪も降り、氷点下の気温の中の旅立ちと幸先の良いことばかり続いています。
もし来期から石河子に移るとすると、この寒さの中を汗をかきかき(だせれば)お引越し・・・・それだけでもうやる気がなえる気分です。

ウルムチ北方(?)のしみずさまの暮らしぶりはいかがでしょうか。
暖気のありがたみが良くわかる今日この頃の新疆大学内よりご連絡いたしました・・・・・。


302  Re:石河子にいってきます。 2003/11/07 19:50
From:しみずゆりこ URL:http://yultuz.at.infoseek.co.jp/

YUDAOさま、こんばんは。
ついに石河子に旅立たれたのですね。平原のまっただ中にある石河子はウルムチ以上に寒い所で、何でもダイヤモンドダストが見られると言う話を聞きました。(今ごろ言うなって?すみません)

ウルムチにいらっしゃってからはや2ヶ月。そろそろ人民のトンチキさ加減がボディブローのようにじわじわと効いてきたのではないかと思いますが、いかがでしょう?こちらの暮らしはまあまあです。実はこちらは南方より暖かいのです。(ウルムチの南はやや標高が高いので)でもウルムチの寒さはまだまだこれから。今に嫌でも、比喩ではなく涙も汗も(そして鼻水も)凍りつくマイナス20度の世界を体験できますので、どうぞお楽しみに。

では石河子のレポートをお待ちしつつ。


304  戻ってまいりました。 2003/11/08 01:13
From:Yudao 

ダイヤモンドダストですか。。。。恐ろしい事ですね。これ以上人外魔境(ぉぃ)に踏み込むと戻れなくなりそうで恐ろしいです。
ただ、現在のところ石河子はウルムチよりは暖かかったです。ただ、東京の肌をさすような寒さに似ていました。

ところで。石河子は中国の中にあって中国チックじゃなく、新疆の中にあって新疆ではない異常な異様な街でした。
町並みが美しく、人民がしょっちゅう言うように清潔でゴミやタンも街中にはあまり見かけません(少し外れるとありますが)。
その上、大学やその周辺の建物はみな新しく現代的で、壁に「染み」も「ヒビ」も「ペンキのはがれ」もないんですよ! 恐ろしい事です(ぉぃ

まぁ、人民はどこまで行っても人民ということで、通じてない中国語を無理やり「挺好!!」とほめられたり、ゆっくり話せといってるのにネイティブスピードでしかしゃべってくれなかったり、色々とパンチを食らって帰ってまいりました。漢族だらけなだけに、人口は少なくてもパンチはきついです(涙

大学は前述の通りとても美しく、環境はいいのですが(医学を学んでるパキ人以外は留学生いないし、寮は新疆大学より設備が整っていてちょっとだけ安いし、漢語班は行けば作ってくれる(ぉぃ)し)、日本人はまったくおらず、外国人も教員以外はまったくいないというのは、どうだろう・・・・と思っています。友達できるかな〜(涙 とか。
しみずさんは、日本人一人の状態でやっているわけですよね。寂しくなったときとか孤独になったときとかどーされていますか?
石河子、はっきり行って遊べるところまったくといっていいほどないんですけど・・・・。

ちょっと自分の度胸と根性と勇気と気晴らし材料と運と根気と相談しつつ考えてみたいと思います・・・。

※長距離バスはとても快適で、行きも帰りも殆ど寝ていたことを付け加えておきます。というか、バスの中のVCD眠くなりますね。

ではでは、暖気が入っているのに冷たい風が吹き込んでくる(なぜ?)新疆大学寮内より、異常気象で−20度の世界が来ないことを祈りつつ(中国だしありえるかも)、長くなりましたがYudaoがお届けいたしました。


305  おかえりなさいまし 2003/11/11 01:16
From:しみずゆりこ URL:http://yultuz.at.infoseek.co.jp/

YUDAOさま、こんばんは。石河子レポート、どうもありがとうございました。

石河子がそんなにもキレイな町だったとは知りませんでした。新しい町なので都市計画はきちんとしているだろうとは思っていたのですが、まさか人民がゴミやタンを撒き散らさないなんて驚きです。

レポートをお聞きした感じでは、外国人に「漢語を教える」環境はまだ全然整ってないみたいですね。でも実は漢語を学ぶのにはそのほうがいいんじゃないかななんて思います。やっぱりどうしても外国人に慣れている人、あるいは外国語を学んだことがある人というのは、外国人の漢語に採点が甘くなるんですよね。外人が「コンニーチワ」と言っただけで誉める我々と一緒。

対して外国人と接したこともない人々は、いかに外国語の習得が難しいかを知らず、母語として聞くに堪えるかどうかというレベルを要求しますから、平気で酷評する。きっとこの辺はYUDAOさんも経験ありかと思いますが、私も去年来たばっかりの頃、仲良くなったウイグル人から、「なんだよ、お前のウイグル語ヘッタくそだな〜。何で発音とかそんな変なの?わっかんね〜。オレだったら日本に行けば一ヶ月でぺらぺらになってみせるね!」と言われました。ちなみに彼は日本まで列車でいけると思っていたようですが。

言われた時は、くっ、こいつと思ったものの、そこで言い返すだけの語学力がない。ってことは冷静に考えてみれば、やっぱりダメなんだろうなと。その時、いつかこいつを言い負かすだけのウイグル語力をつけてやる!とリベンジを誓ったことをよく覚えています。単なる逆恨みなんですが。今では罵倒・皮肉・屁理屈の類のウイグル語には不自由しなくなりましたが、周りに誉めてくれる人が全然いなかったのがよかったのかもなどと思う次第です。

日本人に関しては、初めからいないもんだと思っていればどうってことはないですよ。(単に私が冷たい人間なだけかもしれませんが・・・)寂しい時があっても今はメールや電話がありますし。それに友達も日本人が一人となれば周りが放っておいてくれませんから大丈夫ですよ、きっと。そ

ただ私があれこれ言っても、所詮は気楽な第三者の意見に過ぎませんので、どうぞお聞き流しください。勉強はどこでもできますよ、きっと。長々しくなって恐縮ですが、とりいそぎレスまでに。また決心が固まりましたら、是非ご報告くださいね。



303  9999番目のお客様は・・・ 2003/11/07 19:51
From:しみずゆりこ URL:http://yultuz.at.infoseek.co.jp/

めやす箱をご覧の皆さま、こんばんは。

先日、キリ番企画を立ち上げた所、首都圏にお住まいのOさんが9999番を踏まれたとのこと。残念ながらウルムチにいらっしゃる暇はないそうなので、ブロイラーの悲哀をもれなく味わおうツアー・・・もといウイグル料理食べ放題ツアーはまた日を改めて開催させていただきたいと思います。(私が忘れるなんて思わないほうがいいですよ。ふふふ)まずは記念にネタ・メールを送らせていただきましたので、是非、お近くのウイグル人に試していただければと思います。

いただいたメールの中で、瓦版でも紹介した「涼皮」の簡単なレシピを教えていただきましたので、勝手ながら以下に転載。私も日本に帰ったら是非一度試してみたいと思っております。情報のご提供、非常感謝でした。

> 「新疆瓦版」で涼皮のことを知り、ウイグル人に聴いた所本当にウイグルの
> 女性は涼皮が大好きで、日本でも焼きそばと高野豆腐で「もどき」を作って
> 食べていました。で、作り方について聴き、小麦粉を水でさらして澱粉と
> グルテンにわけ、澱粉を薄く延ばして蒸すということを知りました。

> それならばと、試しに浮粉を水で溶いて平皿にのばし、電子レンジで一分半
> 加熱したものを出したら、「まさに涼皮ですよ!」と彼女達が大感激。来年
> あたりには全国のウイグル人女性に広めるとか(本当かな)


309  Re:9999番目のお客様は・・・ 2003/12/17 00:33
From:中亜 

ここに即席涼皮の文を転載してましたか^^
教えていただいたネタですが、ウイグル語が
話せない僕が成功する確率はかなり高いかも。
雪が降るか降らないかも分らない海洋性の
温暖気候ですが、その日はまとめて2〜3人に
出してみようかと思います。
M論提出まで、あと7日です(泣)ではまた。


312  Re:9999番目のお客様は・・・ 2004/01/05 22:08
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

中亜さま、こんばんは。大変ご無沙汰していてすみません。管理人のしみずです。その後、カルルックを試す機会はあったのでしょうか?そしてM論提出の行方は如何に??超遅レスのため、すでにいろいろなことに結果がでている時期かとは思いますが、ご報告していただければ幸いです。

またもしよろしければ、その結果を某温泉合宿で・・・って何で私が広報活動をしているのでしょう?もう世話役は降りたのでした。では今年もどうぞよろしくお願いいたします。



306  石河子へ行こうと思います 2003/11/16 21:46
From:Yudao 

諸々の事情により、石河子へ行くことにしようと決定いたしましたので、ご連絡に上がりました^^;
連続書き込み続いていて申し訳ありません。

また、私のHPの日記なのですが、更新を停止する流れとなりました。毒吐きまくりの日記でしたので、他の留学生が見ていることが確定した時点で更新をやめるほうが無難と判断したためです(まぁ、この事件が後ろから石河子行きを蹴飛ばしたといえなくもないですが)。

日本人相手にモンモンとしている日記だったのですが、今回の事件で説明してもわからない人がいるのは日本人も人民も一緒(割合が違うだけ)、だったら日本人じゃなく人民とグダグダやったほうが中国語のためになるだけマシ!という結論に達しました^^;

なんだか、ネガティブ(?)な理由で決めちゃいましたが、いい契機かと思って日本人のいない環境で叩かれてまいります。
では、色々とありがとうございました。
今後も訪問させていただきに参ります。


307  Re:石河子へ行こうと思います 2003/11/20 05:22
From:しみずゆりこ URL:http://yultuz.at.infoseek.co.jp/

Yudaoさまこんばんは。毎度のご訪問、どうもありがとうございます。レスが遅くなってすみません。

ご事情は存じ上げませんが、なにやら色々あったのですね。でもYudaoさんにとっては、ふんぎりをつけるきっかけになったのならそれもありかと。

石河子に長期滞在なさるのは恐らくYudaoさんが初めてになると思いますので、ぜひ石河子の人民どもに大和魂を知らしめて来ていただきたいと思います。

ご出発はいつになるのですか?きっと寒い時期にいらっしゃるのでしょうから、お体にはお気をつけて。では、変わらぬご訪問を期待しつつ。



310  おめでとうございます! 2004/01/01 13:23
From:makiko 

しみずさんおひさしぶりです!
そして新年おめでとうございます。
ウルムチでの新年はどんな雰囲気なのでしょうか。
また、是非登場してくださいね。
楽しみにしていますよ!!


313  ごぶさたです。 2004/01/05 22:21
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

makikoさま、こんばんは。レスが遅くなってすみませんでした、管理人のしみずです。

言い訳は後からくどくどと書かせていただくつもりですが、11月中にパソコンが壊れてしまい、ずっとネットにつなぐことができなかったのです。サイトはもちろんのこと、メールもずっと放置でしたので、メールをくださった方にもごめんなさいです。

そして、ご連絡が遅くなりましたが、私しみず、1年半にわたる留学を終えて日本に帰って参りました。「新疆瓦版」は留学期間限定の衛星サイトでしたので、日本帰国を持ってこのサイトも終了させていただきます。長らくのご愛顧、どうもありがとうございました。

・・・っていうのもいいかなと思ったのですが(笑)、makikoさんのような常連さんもいることですし、当分新疆との縁も切れそうにないですし、何よりまだまだネタのストックは尽きそうにないので、「新疆瓦版」は今まで通り続けていこうと思ってます。今まで通り、更新もスローペースになることは請け合いですが。

とりあえず今は私生活が忙しいので、暇になったらまた更新を再開するつもりでおります。そんなわけでこれからもうどうぞよろしくお願いしますね。またのお越しをお待ちしております。

追記:ウルムチの新年はですね、実はそれほどにぎやかではないのです。漢族は「春節命」ですし、ウイグルはどうでもいいって感じですので。でも去年はやっぱり爆竹がうるさかったような気もしたり・・・。


314  Re:ごぶさたです。 2004/01/06 23:43
From:makiko 

しみずさんおかえりなさい。
レスどうもありがとうございました。
知らぬ間に、常連になっている自分にも驚きました。。!
何だかとっても、お忙しいようですね。
忙しいのは、いいことだ!(?!)ぜひぜひ、がんばってくださいね。


316  貧乏ひまなしです。 2004/01/11 01:58
From:しみ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

makikoさま、こんばんは。いつも暖かい励まし、どうもありがとうございます。

このために帰国したと言っても過言ではない発表を本日、無事に終えて、ほっと一息ついています。でもすぐに次の作業にとりかからなければならないのがトホホです。

makikoさんは以前図書館で新疆の本を借りたと書かれていましたが、学生さんですか?せっかくよくいらっしゃってくださることですし、いったいどういう経緯から新疆に興味を持つに至ったのか大変興味がありますので、もしよろしければ教えてくださいな。

またのお越しを心からお待ちしつつ。



315  日本に帰られてるんですね 2004/01/10 23:36
From:Yudao URL:http://plaza.rakuten.co.jp/yudaofahon/

こんにちは。あけましておめでとうございます。
ウルムチのなんっにもない新年を経験したYudaoです・・・。ホント何も無く終わってしまいました。やっぱり春節命なんですね。
ところで、HPを再開する運びとなりました。
以前の場所はHTMLでの日記記入が面倒なのでそのまま閉鎖し、新たに楽天広場にて作成する事にしました。
石河子からのレポートをお届けする予定です。

ではでは、ご連絡までに。


317  出戻りました。 2004/01/11 02:07
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

Yudaoさま、こんばんは。お元気そうで何よりです。帰国の際はパソコンが故障していたためご連絡も差し上げず、大変失礼いたしました。

それにしてもお正月はウルムチでなんてうらやましい!・・・すいません。かなり嘘入ってます。白状します。お刺身とかお雑煮とか猫とか車とか、日本のお正月は相当楽しかったです。

リニューアル版HP、さっそくのぞかせていただきました。なんかチャイナっぽくていい感じですね。こちらも落ち着いたらリンクを貼り直しますので、今しばらくお待ちくださいませ。でもって石河子レポート、本気で楽しみにしています。

Yudaoさんの一時帰国に「一路平安!」&「アク・ヨル・ボルスン!です。ではまたのお越しをお待ちしていますね。



318  シルクロード浪漫 2004/01/12 15:45
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

昨日の夕方放映された、吉岡なんとかのシルクロード浪漫というような題名の番組を見ました。

最初からいきなり、今時テレビにも出てこないようなチャパンを来た青年がわざわざラクダに乗って砂漠を横切っていたり、砂漠の真ん中に突如頭に皿を乗せたおねーさんが登場したので、大丈夫かこの番組は?とかなりドキドキ。

それでも、そうそう、シルクロード浪漫を期待してウルムチに行くとガッカリするんだよねとか、でも実際に住むならやっぱりウルムチがよかったりするんだこれがとか、ああ砂漠公路のど真ん中でも「北国の春」が大人気なんだとか、ホタンの農村の風景はよくとれているなあとか、カシュガルの路地に赤絨毯敷いて踊り子が踊ってるなんてありえないしとか、色々つっこみを入れながらも楽しむことができました。

ところで少し気になったのですが、まことしやかにタクラマカンとはウイグル語で「一度足を踏み入れたら生きて帰れないところ」であると説明していたところ。この説はわりと色々なところで耳にするのですが、本当のところはどうなのかなと。タクラマカンは現代ウイグル語ではtaklimakan、makanは場所とかすみかとか産地とかを表す言葉で、まあ「ところ」と訳せると思うのですが、一方のtakliには「一度足を踏み入れたら生きて帰れない」なんて意味はない。というかtakliという言葉自体ない。

少なくとも現代ウイグル語では無いのは確実で、一体どこから出てきた言葉なのか非常に気にかかります。この問題に関しては個人的に関心があり、ウルムチでも色々聞いてみたりしたのですが、結局のところわかりませんでした。ウイグル語の生き字引のような先生にお尋ねしたところ、「kim bilidu?」と言われてしまいましたし。

そんなわけで、「タクラマカン=一度足を踏み入れたら生きて帰れないところ」説は実際のところはよくわからないというのがホントです。改めてお伝えしてみたいと思います。そんな感じで、つれづれなるままに昨日のテレビの感想を語ってみました。


319  Re:シルクロード浪漫 2004/01/13 10:26
From:やまもと 

これ見ました、最後のほうの少しだけ。「純」in 中央アジアですよね。結婚式のシーンで結局花嫁の顔を見せることなく、いきなり「僕は発つことにした」という決断をしてしまうところがいただけませんでした。おいおい。視聴者は見たいぞ、絶対。次の日まで滞在してくれ。


321  Re:シルクロード浪漫 2004/01/15 00:56
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

やまもとさま、こんばんは。今日はめやす箱へのレス、どうもありがとうございます。

> 「僕は発つことにした」

あはは。私も、おいおい一日ぐらい待てよ!と思わず突っ込んでしまいました。スケジュールの都合とは言え、もう少しうまいつなぎ方もあろうに。

テレビでもちょっと映ってましたが、伝統的なウイグルの結婚式では花嫁さんを絨毯の上に載っけて、火の上をぐるぐる回してから家に担ぎ込むとか。何でもゾロアスター教の名残だそうですが、ホントだかどうだかは不明です。

それより花嫁の隣に座っていたオバサンがいきなりがばっとベールを上げて、なにやら無理矢理食わせていたのですが、あれはいったい何だったのでしょう?・・・って私が聞くなって?失礼いたしました。


320  Re:シルクロード浪漫 2004/01/13 14:42
From:天国荘主人 

横レス失礼。つい書き込んでみました

> そんなわけで、「タクラマカン=一度足を踏み入れたら生きて帰れないところ」説は実際のところはよくわからない

ウルムチ=美しい牧場 説もよく分からないですね(漢語の論文では今はBugurに当てられている輪台という地名が語源だという説があります。母音が頭に付加されるのはありがちなことなので説得力はまあまあ)。

ウイグル人の薀蓄屋たちの俗説でよく目にするのはtekti-makan(底の地?)説だったかな?
あるいはtegi-makan(同意)だったか、ともかくどうも信じがたい説があれこれ言われていたように記憶します。

私も語呂合わせでひねり出してみました。
tekrarlimighan説=「繰り返されなかった」「再発しなかった」つまりそこに行ったらおしまい、の意で例の俗説にやや近い。
tekht-makan説=「玉座の地」そこに行ったら永住すること間違いなし。永遠にミイラにでもなって落ち着いてくださいな、てな意味。
tekitlimighan説=「重んじられなかった地」なにしろ何も無い砂漠なもんで、全然価値無し、という政治経済的?観点からの命名。

なんて書いてみましたが、この手の「正解」はまず現地語文献(ペルシャ語かチャガタイ語)にあたって、いつ頃が初出かまず確認してみるのがまっとうなやり方なのでしょうね。もっとも19世紀のチャガタイ語文献でこのタクラマカンなる綴りに記憶は無いのですが。それと思しい描写でも単にsahraとかqumluqとか書いて無かったかなあ。

え、分からないなら最初から書くな?お呼びでない?
お呼びでなかった(tekliplimighan)
↑脱力系。要はこれが書きたかっただけ。

失礼しました。



322  新疆地名考 2004/01/15 01:23
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

天国荘の住人さま、こんばんは。横レス、大歓迎です。スレッドが長くなってしまったので、改めました。

> ウルムチ=美しい牧場 説もよく分からないですね

アスハーブ・アルカフフ伝説に基づき「ルーム」という説も?ウルームチですか。なんか謎の第五惑星ASUKAを思い出すなあ。

> お呼びでなかった(tekliplimighan)

山田君、座布団二枚!ところで、taqir-makan(禿の土地)っていうのはどうでしょう?

> もっとも19世紀のチャガタイ語文献でこのタクラマカンなる綴りに記憶は無いのですが。それと思しい描写でも単にsahraとかqumluqとか書いて無かったかなあ。

19世紀のオアシス住民には砂漠と言ったら、それはタクラマカン砂漠に決まってるわけですから、わざわざ固有名称で呼ぶ必要はないですものね。日本人が「上様」といったら、それが松平健扮する新さまに決まっているかのように。

でも考えてみると、新疆の地名は由来が不明、というか何語かわからないものが多いですね。アクス、ヤルカンドはaq-su、yer kendだとして、アルタイは金でしたっけ?アトシュも"artuch"でファイナルアンサー??

トゥルファン、カシュガル、ホータンあたりはさっぱりです。トゥルはのろし台とかいう意味があるようですが、ファンは?藩とか番とか大いに漢語のような気がします。カシュガルはqash+gharで玉の在るところ・・・ってそれはホタンですね。歴史的にはKashgharですし、この説はいただけませんね。

かえって謎が深まったところで、今宵はこの辺に。また考えついたら書いてみます。



323  ウイグル人の婚礼その他 2004/01/15 05:59
From:天国荘主人 

>スレッドが長くなってしまったので、
こちらも改めさせていただきました。

江戸川川べりに住むものとして、一応義理として書くべきだと思うのですが、花嫁が火の上を通過する婚礼の儀式は、扶桑は千葉県奥地に居住する住民も伝統的に行っているそうです。もっともこちらは和装の花嫁が自分で焚き火の上をぱっと跳び越すといった類のもののようですが。かの中東起源の二元教は千葉県にも影響を及ぼしていたのでしょうか。

花嫁になんか食わせると言う風習はタジクにもなかったかなあ。またカトリックの儀式に似たようなのが無かったでしたっけ。こちらはご母校のシスターにでも聞いてみるのも一興かと思います。

地名については考え出すとキリがありません。ただ言えるのは地名ひとつとってもそれがあの地域の過去−多様な言語の話し手が住民として去来した長い長い歴史を反映しているのだろうと言うことです。現代ウイグル語あるいはチュルク語語彙だけで片付かないのは、とりもなおさず「自古以来」一貫してウイグル語話者がその地の住民というわけではなかった、ということを明瞭に示すものなのでしょう。そういう風に考えれば一見簡単に見えるAq-suのような地名も実はもともとは別の音の似通った語義の異なる地名で、それに後代チュルク系の住民が「安直」に白い水なり白い川という言葉をあてがったと言う可能性もあります。

まあ、何事もそのまま受け止めるのはどうかと言うことですね。新疆はとくにそういうことが多いような気がいたします。ものによってはドンデン返しが二つぐらいあって、結局は(ウイグル人は気に入らないかもしれないかもしれないけれども)北京政府の主張の方が学問的には正しかった、と言うようなことも少なくないように思います。

以上、何だかマジ書きしちゃった。


324  Re:ウイグル人の婚礼その他 2004/01/16 03:11
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

天国荘主人様、こんばんは。毎度のお越し&コメント、謝謝でございます。

気になってちょっと調べてみましたところ、ウイグル人はニカーフの際に塩水に浸したナンを食べるとか。でもあれは何か白っぽい液体だったような気がしますし、明らかにニカーフ後でしたよね?うーん、わからない。ちなみにタジク人は、これから生活をともにすることの象徴として、塩水とナンと肉を一口ずつ食べるとか。どうやっても肉と離れられない人生なのですね。

カトリックの儀式というと聖体拝領でしょうか?あのミサの際に神父がキリストの血としてワインを飲むのに対し、信者がキリストの肉としてウエハースのようなものを食べるという。でも確か結婚式ではなかったはずですよ。

> 現代ウイグル語あるいはチュルク語語彙だけで片付かないのは、とりもなおさず「自古以来」一貫してウイグル語話者がその地の住民というわけではなかった、ということを明瞭に示すものなのでしょう。

おお、何だかこんなところでするのがもったいないような真面目なお話ですね。では私も一つ。1930年代に出された新聞の中では、当地を表す言葉に「新疆」、「東トルキスタン」の他、「ウイグリスタン」という言葉も出てくるのですが、「ウイグリスタンの南半分であるアルテ・シャフル」という言い方が示すとおり、ウイグリスタン=中国の新疆なんですよね。伝統的にウイグル人が住んでこなかった天山以北の地域も彼らの言う「ウイグリスタン」に含まれているというのは、何だか非常に興味深いです。

でもって東トルキスタンをアザードしようとする人たちは、あきらかに天山以北も視野に入れていると思うのですが、それって歴史的に「トグラ」なのだろうかとか余計なことまで考えたり。いやー、歴史って本当に難しいですね。(←水野晴朗風に)



325  サイト更新のお知らせ 2004/01/16 03:21
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

めやす箱をのぞいてくださっている皆様、こんばんは。

随分と間があいてしまいましたが、本日久々に「新疆瓦版」を更新いたしました。更新した内容はさておき(余り大きな声では言えない)、今回はサイト全体の軽さと使いやすさを意識してみました。

全然変わってねーぞというつっこみが聞こえるような気もしますが、それはさておき。内容、また操作性に関して何か気づいたことがありましたら、お知らせいただけると嬉しいです。

常連の方はもちろん、初めてのお客様の書き込みも大歓迎です。どんな下らないことでも、負けじと下らないレスを返す自信がございますので、どうぞお気軽にお書き込み下さいませ。

以上、瓦版の主からのごあいさつでした。


326  Re:サイト更新のお知らせ 2004/01/16 12:21
From:天国荘主人 

>内容、また操作性に関して何か気づいたこと

いきなりですがトップのタイトルが
Xinjinagとなってますよ。
あー。「改修」はあれとあれとあれが
片付いてからにしてくださいね。
(逃避してもらったら困るのにわざわざ逃避の餌をまくのはどうかと自問する今日この頃・・・)


330  もはやこれまで 2004/01/17 22:01
From:しみずゆ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

むむ、さすがは天国荘の主人様、よくぞお気づきになられました。そう、何を隠そうあれは「新疆瓦版」で取り扱っているのは、新疆であってシンジャンではないという、管理人の心意気を表したものだったのです。

・・・というのは全くの嘘で、ただのミスです。すいません。中学・高校の時、よく先生にケアレスミスが多いと注意されたものでしたが、まさかこんなところで間違うとは。自戒と反省を込めて、数日間晒しておくことにします。



327  結婚の儀式について 2004/01/16 17:51
From:やまもと 

私もこの話に参加させてください。
新婦に無理やり何かを食べさせるのはよくある話だと思います。西洋的結婚式の披露宴ではよく、新郎新婦がケーキをお互いに食べさせるという儀式があります。意味は、確か、一生食いっぱぐれないように(だったかな?)それとも相手に尽くすって意味だったかもしれません(オボロゲですみません)。出席したクリスチャン的結婚式では毎回これがありました。
で、ナメリカンな風習には、意地悪なことに新郎の顔に(時々新婦の顔にも)ケーキを押しつぶすという悪い流行りがあったりします。もちろん顔はクリームだらけ。折角のスーツ(タキシード)も台無し。時には呼吸困難に陥るという話も。。。実際にこれは目撃したことはないのですが、結婚式の前に「僕にはやらないでね」「私にやったら離婚よ」という事前の打ち合わせは見たことがあります。

余談になりますが、クリスチャンって字面は香港人みたいですね。


331  Re:結婚の儀式について 2004/01/17 23:07
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

やまもとさま、こんばんは。面白そうな話題の提供、ありがとうございます。

> 新郎新婦がケーキをお互いに食べさせるという儀式があります。意味は、
> 確か、一生食いっぱぐれないように(だったかな?)それとも相手に尽くす
> って意味だったかもしれません(オボロゲですみません)。

おお、そうなんですか。さすがナメリカ通のやまもとさま、一つ賢くなりました。私も母校がキリシタン学校だったため、式は教会でという結婚式には何度も参加したのですが、そのような披露宴は一つもなかったです。誓いのキスもほっぺたという場合もほとんどでしたし。やっぱり恥の文化を背負っている日本人にはちょっと・・・ということなのでしょうか?

> 式の前に「僕にはやらないでね」「私にやったら離婚よ」という事前の打ち合わせは見たことがあります。

どーいう打ち合わせだ(笑)。そういえばずっと疑問に思っていたことがあるのですが、映画なんかではたいてい結婚式の後、地球に優しくなさそうなでっかいアメ車の後ろに缶をくくりつけて、新郎&新婦が乗っていきますよね。あれって実際にもやっているものなんでしょうか?そして一体どこまで行くものなのでしょう?

いつまでもくくりつけておくとうるさいことこの上ないと思うのですが、ウェディングドレスとタキシードの男女が車から降りてはずすのも何かまぬけですし。何かご存じのことがありましたら、お教えいただければ幸いです。

> 余談になりますが、クリスチャンって字面は香港人みたいですね。

やまもとさんのこういうセンスが大好きです。そういえばその昔、「安保ただ乗り」(日本が自国の安全保障をアメリカに依存していること)って「誰?」と聞いてきた強者の友人がいました。(*彼女は「安保忠典」(あんぽただのり)という人名だと思っていたようです。)そんな彼女もすでに一児の母。時のたつのは早いものですね。

今度は人民的結婚式についてお伝えできればなんて思います。では今宵はこの辺で。



328  始めまして 2004/01/17 16:33
From:Xiao Chuan 

シャオ・チュアンです、最近ウイグルの人と親しくなったのでいろいろ知ろうと思ってあちこちさまよってましたがなかなかウイグルについて紹介されたHPが少なくて・・・あちこち見て周りましたがとても充実したサイトですね!今後ともよろしくお願いします。

ところで、PCで使うウイグル語のフォントを探していますが何かいい情報を教えていただけませんか?ウルドゥ語まではフォントを入手できたけどウイグル語のフォントはいくら探しても見当たらないので・・・


329  Re:始めまして 2004/01/17 18:51
From:天国荘主人 

http://www.bizuyghur.com/oyghan/Downloads/UFont.exe

でダウンロードできます。


332  Re:始めまして 2004/01/18 00:59
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

初めましてシャオ・チュアンさま、こんばんは。新疆瓦版へようこそいらっしゃいました。ウイグル人と親しくなったとのこと、是非この瓦版でいらぬ情報を仕入れて、もっと親交を深めてみてください。そして時々その様子などをお教えいただけると、とても嬉しいです。

新疆のウイグルが、かの「ウイグル獄長」よりはメジャーになるまでがんばりますので、こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

> 天国荘主人さま

PCで使うウイグル語のフォントについてですが、そういうことは天国荘主人様にお聞き下さいと言おうとしたところ、なんとすでにレスが!もしかしてエスパーですか?


346  Re:始めまして 2004/02/15 14:56
From:Xiao Chuan 

どうもありがとうございます。

早く返事が出来なくてすいません、しばらくいなかったもので・・・さっそくDLしてみましたが、ちょっと私のPCでは上手く作動しませんでした・・・これを先に言っておくべきでしたけど、Windows98なので、多分それもあるのではないかと。

新疆、今すぐにでも行きたい気分です。先立つものがあればだけど^^;


348  Re:始めまして 2004/02/15 18:30
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

Xiao Chuanさま、こんばんは。こちらには暇で暇でたまらないときに顔を出してくだされば、それだけで十分嬉しいですので、どうぞお気遣いなく。

> 私のPCでは上手く作動しませんでした・・・これを先に言っておくべきでしたけど、Windows98なので、多分それもあるのではないかと。

新疆のウイグル人の中には98を使っている人も多いので、それが原因ではないとは思いますが、私自身ウイグル語の生フォントを使うことがないので、何とも。天国荘主人さまが、スバラシイ解決法を教えてくださることを期待して待ちましょう。

> 新疆、今すぐにでも行きたい気分です。先立つものがあればだけど^^;

ですね。私もお足がないので、飛び立つにたてない状況にあります。でも行くならやっぱり夏ですよ。では再度のご来訪を来たいしつつ。



333  始めまして 2004/01/22 18:25
From:皿電 

皿電ともうします。ただいま卒論追い込み中の学生です。やっていることはイスラーム食文化の中国での受容と変化でして、このサイトは直接は引用とかはしていませんがヒントを与えてくれたのでお礼の言葉を言いたく書き込みをしました^^
 私自身は敦煌の玉門関にて引き返してしまった身なのですが、いつかその先に向かいたいと思っています。真ん中すっ飛ばしてイスタンブールに行ってしまったのですが・・・

ところで、少し皆様に教えていただきたいことがあります。
一般にアラビア語でカバーブと言われる肉をローストしたものを、皆様が知っている場所ではなんと呼ばれていましたか?このサイトですとウイグルではカワプと呼ばれているようですが・・・
よろしければ教えていただけないでしょうか


334  Re:始めまして 2004/01/24 01:29
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

皿電(サラディン?)さま、こんばんは。こちらこそ初めまして、瓦版屋のしみずゆりこと申します。卒論追い込まれ中とのこと、お忙しい中わざわざのご訪問、ありがとうございました。

さてさて、ご質問の肉をローストしたもの。ウイグル語ではご指摘のように「カワプkawap」と言います。もちろんkawapはkababの音韻が変化したもので、アラビア語のカバーブと語源は一緒と思われます。カワプと一口に言っても色々あって、代表的なものには羊の串焼きの「ズィフ・カワプ zikh kawaq」、羊を丸ごと窯で焼いた「トヌル・カワプ tonur kawap」、つくねのような「キーマ・カワプ qima kawap」、フライパンで焼いた羊肉である「カザン・カワプqazan kawap」などがあります。

漢語では「カオロウ 火考肉」(*火と考は一語で、焼く、炙るなどの意)ですね。新疆で「カオロウ」と言う時は、普通は羊の串焼きを指しますが、内地でもそうなのでしょうか?・・・っておまえが聞いてどうするって感じですね。すみません。あとカザフスタンでは、ロシア語で「シャシルィク」と呼んでいました。

私が知っているのはそんなものですが、もしご存じの方がいらっしゃいましたら、是非書き込みいただければ幸いです。(←お得意の他力本願)あまり役に立たないレスで済みませんが、またお越しいただければ幸いです。

では卒論、がんばってくださいね。


335  Re:シャシリク 2004/01/24 07:19
From:天国荘主人 

みなさんこんにちは
ろくろく本も見ないで発言いたしますが、シャシリクはチュルク系の言葉ではないですか?「リク」がどうもチュルク語のsuffixに見えて仕方がないのですが・・・。


336  Re:シャシリク 2004/01/24 13:53
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

いえ、私もそう思ったのです。でもってきっとshash-likという言葉なのだろうと、shashを辞書で引いてみたのですが、ウイグル語、チャガタイ語、ペルシア語、現代トルコ語のいずれにもそれらしきものはありませんでした。ペルシア語辞典の中に"shesh"=6という言葉があり、ひょっとしてこれかも?と思ったのですが、なぜ串焼き肉と6が結びつくのかがわからず(串焼きの肉塊が六個だからshashlikというのも苦しいかなと)保留にしました。でもってロシア語の辞書を引いたところ「"shashlik"(シャシュルィク)、主に羊肉の串焼き」とあったのでこれかなと思った次第です。

でもロシア語の辞書にあるからといって別にロシア語起源な訳でもないですよね。その点はおっしゃるとおりです。このことに関しては私自身も興味がありますので、確かなところを教えていただけるとうれしいです。


341  返信遅くなってすいません。 2004/01/31 08:24
From:皿電 

無事、卒論を提出できました♪
結局カバーブの話は卒論とはあまり関係なくなってしまいましたが、参考になりました。
ありがとうございます

P.S
お察しの通りサラディンです^^;
あまりに有名な英雄の名前を、自分が使うのも気が引けたのでちょっともじったんですが・・・バレバレでしたね(笑)


343  Re:返信遅くなってすいません。 2004/02/02 21:54
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

サラデンさま、こんばんは。卒論無事提出、おめでとうございます!

> 結局カバーブの話は卒論とはあまり関係なくなってしまいましたが、参考になりまし
た。ありがとうございます

いえいえそんな。ウチのサイトなどに関わりなくなさったのが成功の秘訣かと思います。こちらこそあまりお役に立てず、申し訳ないです。

卒論のは「イスラーム食文化の中国での受容と変化」とのこと。大変面白いテーマだと思いますので、後は卒業するのみ!という状態になったら、また卒論についてでも語っていただければと思います。またのお越しをお待ち申し上げておりますね。

追記:「皿」の当て字がいい感じです。



338  一時帰国も残り少しです。 2004/01/30 19:57
From:Yudao(しばたに) 

こんばんわ。日本の片隅より書き込んでおります。
3日には上海に向けて神戸より船に乗ります。ウルムチに到着するのは、上海の面白さ次第ですが7〜10日ぐらいになりそうです。
戻ったらついに石河子対戦勃発・・・という流れになります^^;

ところで、しみず様に伺いたいのですが、新疆でアラビア語って学ぶことが出来るでしょうか? 中国語がある程度になってきたら中国語を使って別言語を学ぶ・・・と言うのをやってみようかと思っているのですが。思いつきレベルのご相談で申し訳ありません。
国慶節の旅行の際にアラブ語(アラビア語)を操る怪しいウイグル人に数人出くわしたので、もしかしたら・・・と思いました。
もしご存知でしたら教えてくださいませ。


342  Re:一時帰国も残り少しです。 2004/02/02 21:48
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

しばたにさま、こんばんは。ご無沙汰しておりますが、お元気そうで何より。

そしていよいよ石河子での対人民戦争勃発ですか。いやー大変そうですね。(←思い切り他人事)遠い空からワクワ・・・いえ、ハラハラしながら見守っていたいと思います。

さてご質問の件。正直言って新疆でアラビア語を学ぶのはかなり厳しいのでないかと思います。実は私、大学2年の時にアラビア語を遊びで学んだことがあるのですが、文法がフクザツな上に、発音がワカランということで、ちっとも身になりませんでした。日本語でそれですから、中国語で学ぶとなると相当大変なのではないかと思うのです。

そもそも新疆でアラビア語がきちんと出来る人がいるのかも謎です。発音できる人はそれなりにいるようですが、ひとしきりしゃべった後に、「おーすごい。で、どんな意味?」と聞くと、胸を張って「知らん!」と言う彼ら。有り難いコーランの言葉なので、暗唱はできるけど、意味は知らないということらしいです。

そういう意味で、アラビア語を文法的に理解しているウイグル人は非常に少数だと思いますし、それを漢語できちんと説明できる人となると、これはもうラクダが針の穴を通るより大変・・・とはいいませんが、探し当てるのは困難でしょう。人民は言うに及ばずですし。大学の授業とかであればいいのですけど。

短期間で学ぶなら、やはりウイグル語やカザフ語などがおすすめだと思います。トルコ系の言語は日本語と文法が近いので、単語さえ覚えれば割と簡単に話せるようになりますよ。あ、現代トルコ語っていうのはどうでしょう?あれなら表記もローマ字みたいなものですし、文法もわかりやすいですし。

と、全然お役に立たずに申し訳ありませんが、とりあえずのご回答までに。またのお越しをお待ちするとともに、ご健闘をお祈りいたします。


345  帰り着きました〜! 2004/02/11 10:00
From:Yudao URL:http://plaza.rakuten.co.jp/yudaofahon/

しみずさま。ようやく一昨日帰り着きました。長い事ご無沙汰しております。何とか元気です。
船上では船酔いに、上海ではゲンショウ節の人の多さと本場中華料理にノックアウトされ、列車のチケットは買えず飛行機の格安チケットは無いという状態でしたが、ダフ屋を活用し(しかもチケット本物か確認しに窓口に行ったら、ダフ屋に目をむいて怒られた・・・スマヌ)列車内では中国のお子茶魔に絡まれ、ウルムチに必死でたどり着いてみれば、そこはパラダイス・・・・な、分けも無く。電気も無く、しかも13日まで買えないと来ました(笑 蝋燭で生活している今日この頃です。。。。。あ、そうそう。水汲みも午後の1回だけになっておりました。そして店では水が売り切れ・・・・。
そんな感じですが、何とか生息しております。なんだかな〜、とっても中国にいいようにいたぶられている様な気がしてなりません。

ところで、石河子には今週末に移動する事になりました。荷物の整理もまだ出来ていないというのに・・・。急いでやらなくてはなりません。石河子では韓国人男性と同居する事が決まり、なにやらとっても波乱の予感です。中国語で歌が5曲も歌えるというつわものらしいのです!<この基準を持ち出してくる大学関係者にちょっと「・・・・?」でした・・・。
「お前は何曲歌えるんだ」、って言われても、困るんですよねぃ。

アラビア語に関してはちょっと色々考えてみようかと思います。なんだか他の言語に手を出すまでも無く、忙しい毎日を送る事にもなりかねないような気がしているので・・・。
アドバイスありがとうございました。アラビア語は難しいんですね。やはりトルコ語アタリが良いんでしょうか。余裕が出てきたら(あっという間に足をすくわれるんでしょうけど)また考えてみようと思います。

ではでは、また訪問させていただきますね^^
あ、そうそう。
ウルムチは本日雪が降りました。
暖かい日が続いていたらしいんですけど、コレでまた少し冷え込む事でしょう。ふぅ。


347  Re:帰り着きました〜! 2004/02/15 18:22
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

しばたにさま、こんばんは。無事パラダイス(?)にたどり着かれたようで何よりです。今のところはまだ新大の寮にいらっしゃるわけですよね。何だかとっても人民な生活にご同情申し上げます。

そして何といよいよ石河子行き決定ですね。今日新疆の人口統計をアップロードしたのですが、石河子市は、新疆の中で現在もっとも「人民」密度の高いところのようですよ。その率たるや何と94%!同室の韓国人の方はすでに人民化がずいぶんと進んでいるようですので、しばたにさんもどうぞお気をつけて。そしてどうしてもカラオケをしなければならない場合は「北国の春」がオススメです。人民もこの曲は大好きなのできっと彼らのハートをわしづかみに出来るでしょう。

アラビア語に関しては色々考えてみてください。そして本当に学ぶことになった暁には、是非貴サイトに「アホでもわかるアラビア語コーナー」なんぞをもうけてくださると大変嬉しく思います。

今、ウルムチは寒さのピークだと思います。石河子はウルムチよりも寒いらしいので、どうぞくれぐれもお気をつけて。またのお越しをお待ちしております。



344  サイト更新のお知らせ 2004/02/10 01:28
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

めやす箱をご覧の皆様、こんばんは。寒い冬の夜をいかがお過ごしでしょうか?

さて、いつもの如くサイトをほったらかしにしておりましたが、本日久しぶりにサイトを更新いたしました。

最近私生活でやらなければいけないことが山積みのため更新が滞っていますが、まだまだ書きたいネタは沢山あるので、ぼちぼちやっていけたらと思っています。

皆様もお暇なときにのぞいてみてくださると嬉しいです。



349  サイト更新のお知らせ 2004/02/15 21:59
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

瓦版読者の皆様、こんばんは。役に立たない情報満載の瓦版ですが、たまには役に立つ情報を載せてみようと、最新の人口統計をアップロードしてみました。でもって、ついでに民族別に色分けし、それを地図に落としたものも載せてあります。

色分けの地図を見ると、ウイグルと漢族が南新疆と北・東新疆で住み分けていることが明らかですが、少し不思議なのは飛び地のようにウイグルが多いトルファン。私の予想では、漢族人口が多いハミとバインゴルン・モンゴル自治州の中でもトルファンよりのところはウイグルの方が多いのだろう、或いはトルファン地区のハミとバインゴルン側の県は漢族人口が多いのではないかと思っていました。

しかし実際にはトルファン地区の県はあくまでもウイグルが多く、ハミとバインゴルン自治州の県は漢族が多いのです。(*『新疆年鑑』には地区管轄の県単位の人口も掲載されています)行政区に沿って民族比が全く変わってしまうというのは非常に興味深いと思いました。人工的に作られた石河子で漢族人口が高いのは納得できるのですけれど。

もっともこの人口調査がどのぐらい正確かという問題が根本にあるのですが。内緒内緒の国の中国なので、こればっかりはわかりません。



350  Topを見て 2004/02/18 13:31
From:Xiao Chuan 

フランスでの騒ぎと似たことがウイグルでもね・・・私自信、ムスリムの友人も多いし、フランス人の友人はムスリムですけど、やはりこのことを悩んでいました。

他の宗教とは異なって、イスラームは宗教と生活を切り離すことが出来ませんからね、日常生活のいたるところで、イスラームの教えが基盤となってますから。ましてや中国ともなると・・・この体制と宗教との関係を見るとね。

ただふと思ったのですけど、これだけ多種多様な価値観を共有できる時代にあっても、いまだイスラームだけがとんでもない誤解を受けているのがなんとも信じがたいですね・・世界的に。マスコミをにぎわす「原理主義」だって、イスラームがなんであるかを知れば絶対に使えないし、ましてやこれはアメリカのプロテスタントの一派のことを指して使われた言葉なのに!平気で「イスラム原理主義」などというかたの内どのくらい理解しているんだか????


351  Re:Topを見て 2004/02/19 14:14
From:しみずゆりこ URL:http://members.at.infoseek.co.jp/yultuz/

Xiao Chuanさま、こんばんは。管理人のつぶやきへのレス、どうもありがとうございます。この問題に関しては私も色々と思うところがあるのですが、まず政教分離ということに関して、例えば学校行事で特定の宗教を強要しない、或いは学校での布教活動を禁じるというのなら○だと思うのです。

実は私は学校生活のかなりの部分をキリシタン学校で送ったのですが、今時珍しいんじゃないかと思うぐらい宗教活動に熱心な学校で。毎朝のお祈りはもちろんのこととして、毎週一回は信者であろうとなかろうとミサへの参加が義務づけられていたのです。で、日本語の怪しい神父と一緒になって「神の子羊の食卓に招かれたものは幸い、主よ神の子キリスト、永遠のいのちのかて、あなたをおいてだれのところへ行きましょう 」などと(嫌々)唱えるわけです。ところがその後、信者は聖体拝領といって「キリストの肉」のシンボルであるパン(実際はウェハースのようなもののようですが)を神父から受け取るため、前に進み出る。その間、すべての信者が終わるまで、未信者(キリスト教徒でない人をこう呼ぶそうです。未亡人と同じぐらい勝手な言葉だと思うのですが・・・)である我々はボーっと見てる。待ってる。元々全然出たくもなかった上、神の子羊の食卓の招かれざる客であることを痛いほど実感することになる二重のストレスを味わった記憶があります。

私情が入りまくって大変長くなって恐縮ですが、そういう趣旨に賛同して入る私学は仕方ないとしても、公立学校では特定の宗教を信仰しない権利が保障されてしかるべきだと思うのです。そういう意味で公立学校の特定の宗教優遇(或いは差別)の排除に関しては、私は基本的に賛成なのです。ただし政教分離はあくまでも国、または公の権力を持つ機関に対する規制であって、個人の信仰の自由が規制されるというのはおかしな話だと思うのです。特に信仰が生活の不可分の一部となっているムスリム女性にとっては、スカーフは単なるファッションではないのであって、パーマ禁止、化
粧禁止というのとは訳が違うのですから。

新疆ではアメリカでのテロ以後、イスラームに対する規制が非常に厳しくなっているとか。トップの一言にも書いたように、新疆の大学ではスカーフ&ロングスカートは禁止で、カシュガルから出てきた女学生が何人も退学にさせられたそうです。またラマダーン月の断食も禁止で、寮監が夜通し見張っていて、バレたら退学。昼間は誰も断食しないよう、クラス長がすべてのクラスの学生を食堂に連れて行き、食べるのを監視するという笑い話のようなことも行われていると聞きました。

ただ信仰心というのは押さえつけられれば押さえつけられるほど強くなるもので。ウルムチでも一昔前はほとんど断食を守る人がいなかったのに、最近政府の規制が強まってからはする人が増えてきたそうです。そうした意味で規制は逆効果であり、むしろ過激な形で反動が出る危険性があるのではないかと思います。

宗教を規制するのは「何となく怖いから」であり、なぜ怖いのかというと「よく知らないから」かと。相互理解が必要なのは分かり切っていますが、個人ならともかく、民族や国家レベルではそう簡単ではないというのが難しいところです。世界中の人間がみんな同じ民族、宗教なら問題も減るかもしれませんが実際にはこれでもかというほどバラバラなわけで。「俺とは違うけどお前の世界もあるんだな」という多様な価値観の許容があれば世界ももう少し平和になるような気がします。そしてこの多様な価値観の許容という点に関しては、実は私はムスリム側にも学んでいただきたいことは大いにあるのですが(私情が入っています。すみません)、それはまた次の機会に。



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