| From:旅の思い出
ここにきて、一緒に旅をした友人が入ってしまった、あのトイレの名前を知りました。ツーシータートイレと言うのですね。
場所は定かではありません。でも確か、西安の近くだった気がします。
昼食に立ち寄った大き目のレストランで、私たちはトイレの順番待ちをしていました。勿論壁も鍵もある個室型トイレ。彼女の番になり、一番奥の角にあるトイレが空きました。彼女は当然のように中に入ってゆきました。鍵を閉めた瞬間、背後に人の気配を感じたそうです。そう、そこはツーシータトイレ。すでに先客の人民旅行客のおば様が。。
一度鍵を閉めた手前、今さら逃げ出すのもおばさんに悪い、かといってなんの躊躇いもなくもう一つの便座に座る勇気も無く、どうしたものかと硬直する彼女に、優しく手招きするおばさん。その時の彼女の頭には「郷に入れば郷に従え」その言葉がよぎったことでしょう。大人しく便座に座る道を選んだそうです。ただ、とにかくおばさんよりも早く出よう。そう思いながら。
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