日本では、手をつないで歩くのは熱に浮かされている時のカップルか、 チャーミーグリーンに登場する嘘っぽい夫婦ぐらいのものですが、 ここ新疆の人たちは手をつなぐのが大好きです。それはもう老若男女民族を問わず。
女性同士の二人連れは当たり前。いい年をした息子が、もっといい年をしたお父さんと、 仲良く手をつないで歩いているほほえましい(?)姿もよく目にします。
彼らがやっている分には勝手にしてくれと思うのですが、 困るのは私自身にもその習慣が及ぶことです。 正直言うと、私は手をつなぐのは苦手です。いくら女子校出身だからと言って、 やっぱり日本人にとって女同士で手をつなぐというのは、それほど普通ではないことなのです。
そこで何とか手をつながれるのを阻止しようと、ポケットに手を突っ込んだり、 やたらと不自然にかばんを両手で掴んだりと、努力をしてみるものの、 相手もさるもの、今度は腕を組まれてしまうということもしょっちゅうです。
しかしこういうことって、なかなか言いにくいものなんですよね。 相手は小さい頃から習慣になってしまっていて、何の疑問も感じずにしているんでしょうし。 親愛の情と気遣いを無下にできず。習慣の違いは難しいです。はあ。 |