瓦版のトップページに戻ります 新疆瓦版−ウルムチまでは何マイル? Xinjiang Times Kawara Edition - How Many Miles to Urumchi?
● ポロ ウイグルの料理に戻る
ごちそうと言えばポロ、ポロと言えばごちそう
1998年、初めて新疆を訪れた時はポロを食べて「うむ、うまい」と思いました。しかし2002年からウルムチに滞在し、日常的に食べるようになってからは、ポロと聞くと「うーむ・・・」とうなるようになってしまいました。

何しろその製法たるや油で米を煮ているようなもので、信じられないほど油っこいのです。普通、日本人は油を使う時は大さじで量りますが、そこをお玉で量るのがウイグル流。中でも油が並はずれて多いのがこのポロで、一度の料理にお玉3〜4杯は平気で使うのです。どうりでスーパーの10リットルとか15リットルサイズのサラダ油がガンガン売れていくわけだと得心いたしました。

それでも少量なら美味しいのですが、何しろ「多いことはよいことだ」な民族性なので、お客に行った時はいつも比喩ではなく小山のような物体が運ばれてきます。特にカシュガルなど南新疆の地域では量も半端ではなく、直径30センチはあろうかというお盆の上に文字通り山積み!になってきます。ここで気絶できたらどんなに幸せだろうといつも思います。

さて、以下はポロの作り方です。分量等はかなりいい加減ですが、これは私がいい加減というだけではなく、もともとのウイグル人のポロの作り方も経験と勘で加減されているので数値化しようがないのです(・・・と言い訳)。もっとも一般的なのは羊肉で作るポロですが、もちろん牛肉や鶏肉でも代用可能です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● ポロの作り方 
ポロの作り方1
  1. まず鍋にサラダ油をなみなみと注ぎ、煙が出るまで熱します。そして羊の脂を加え、完全に溶けたところで羊の肉を入れ、きつね色になるまでじっくり炒めます。
    *ここで油をけちってはなりません。ポロをおいしくする秘訣は油で「煮る」ことと心得てください。
ポロの作り方2
  1. たまねぎを入れて炒めた後、細切りにしておいたにんじんを加え、ふたをしてしんなりさせます。
    *可能であれば、にんじんは黄色とオレンジの二種類を使います。黄色は味、オレンジは彩りのために入れるとよいでしょう。
ポロの作り方3
  1. にんじんが柔らかくなったらトマトを加え、塩も加えます。どんぶり2杯分ほどの水を加え、ふたをして15分ほど煮ます。肉は軟らかくなったところで取り出しておきます。
ポロの作り方4
  1. どんぶり一杯半の米を洗ってから加え、表面をならしてしばらく煮立たせます。その後、肉を戻してふたをし、30分ほど弱火で蒸らします。
ポロの作り方5
  1. 蒸らし終わった後、お米を少し食べてみて、しんが残っていなかったらOK。肉を取り出し、全体を混ぜます。
ポロの作り方6
  1. 器によそえばポロの完成です。
▲ このページの一番上へ