11.「レン薬局」 所在地：沖縄県浦添市
レンの名前の調剤薬局。「リンリン薬局」は薬局の名前に結構多いし「リン薬局」もあったと思
うのだが、レン薬局は珍しい。
12.「りんちゃん弁当」 所在地：沖縄県宜野湾市
堂々と「りんちゃん」という屋号を掲げている弁当店。ちょっとレトロな感じが漂うのは、看板代
わりに壁面に直接表示を書くという手法のせいだろうか。
地元の人ならだれもが知っているが、沖縄は持ち帰り弁当王国である。街中ではあちらこち
らに弁当店があるので、本土からの旅行者は驚くはず。
13.「エステサロン初音」 所在地：沖縄県金武町
金武町中心街の通り沿いにあるお店。自称エステ専門店のもよう。しかし普通の人が想像す
るエステサロンとは、どうも性格が異なるようである。いや、目指すところはたぶん同じなのだ
が、お店の装いと対象年齢が、恐らくは大きく違う。20代の人が美しくなりたくて入ってみるとい
うことはなさそうだ。てか、予備知識なしでここに入るのは相当な勇気がいるはずだし、反対に
予備知識があったらなおさらここに入れないという人も多そう。
沖縄に「初音」という名の物件は、意外に少ない。その理由ははっきりしないのだが、考える
ところいくつか思い当たるところがある。
一つは、長らく琉球文化に守られていたこと。本州周辺で「初音」という言葉が生まれた頃、
沖縄はすでに独自の文化を歩んでいて、近年まで初音というのは沖縄では聴き慣れない言葉
であったと思われる。
もう一つは、沖縄の気候。本州で初音と言えば早春に聴くウグイス(またはホトトギス)の声の
ことを指すのだが、沖縄ではウグイスは1月から2月初旬にかけて鳴く。旧暦の時代だったら前
年の暮れに聴く鳥の声ということになるわけで、これでは本来の初音という言葉とは意味合い
が違ってしまう。
多分この二つの理由から、沖縄にはこの「初音」は馴染みにくく今なお浸透していないのだと
思うのだが…真相はいかに。
14.「ミズキ電装」 所在地：沖縄県金武町 業種：自動車整備業
車の電気系統の整備・修理を専門にしている業者さん。自動車整備のお店によくある、スズ
キの看板が目印。私の今乗っているのはスズキの車で、もちろんこの看板の車種の中にある
のだが…こういうお店に自分と同じ車があるのを見たことないんだよな。早い話、この中でも特
に不人気なのに乗っているということだ(泣)。
15.「メゾンカイト」 所在地：沖縄県うるま市
築浅のマンション。まだ入居開始から1年程度のようで、調査当日時点で依然入居者募集中
であった。
16.「りん弁当」 所在地：沖縄県うるま市
沖縄には「りんちゃん弁当」だけでなく「りん弁当」もある!(「みく弁当」とか「れん弁当」はない
けど)。
早朝から日中までの営業で、2時ごろに行ってももう閉まっている。沖縄郊外の多くの弁当店
は朝食と昼食需要に特化しているから。外で働く人をターゲットにしている関係で、沖縄の弁当
店の過半数がこの営業スタイルでやっている。人の名前と思われる店名が多く、ほかにも「○
○ちゃん弁当」「○○さん弁当」(○○には姓でなく名の、主に頭の2文字程度が入る)のパター
ンを見かけた。
17.「ゆかり美容室」 所在地：沖縄県うるま市
うるま市の半島部分、勝連と呼ばれる地区にある美容室。この辺りは昔から続く住宅地のよ
うで、この店もなんとなく時代を感じる佇まい。早い話若い人向けではないのでしょう。「おばち
ゃん向け美容室」は、全国どこでも安定した需要があるんだなと思う。今にも紫の髪の初老の
女性が出てきそうだ。しかしなぜゆえに貼ってあるポスターだけ常に若い女性なんだろう。
18.「リラクゼーションサロン心華」 所在地：沖縄県うるま市
最近流行の女性向けリラクゼーション。台湾VOCALOIDの心華の名前を付けてしまったの
は、ここは既に東京より台北に近い場所だからか?(でも同名のリラクゼーション店は北海道に
もあったけど)
19.「お食事の店みき」 所在地：沖縄県沖縄市
miki物件は数が多すぎるから今ではほとんど回らないし、対象もローマ字表記のみとして条
件を絞っている。ここは特別。というか、すぐ近くまで行ったからついでに記録しておいた。
20.「居酒屋Rin」 所在地：沖縄県沖縄市
なぜかコンビニと同じ建物に同居する、ちょっと変な居酒屋。ファミマでクリプトンVOCALOID
キャンペーンやってた時、もしかするとリンちゃんの掲示と並んだりしてたのか?
幹線道路の十字路にあり、駐車場も広いが、これはあくまでコンビニ利用者を狙ったもの。し
かし夜になるとこの居酒屋の前には迎えのタクシーやら運転代行やらが群がって、コンビニ利
用客の車のほうが肩身が狭くなるほどだ。
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