中部(東海・北陸)地方の初音物件(6)


51.「Rinの森」 所在地:愛知県豊橋市 業種:占い

 豊橋市郊外にある。外観はサイコロのような立方体の建物で窓も小さく、無機質というか無
愛想というか、じつに質素なつくり。なんとなくサティアンといった雰囲気もする(失礼)。
 ここは占いを扱うお店。タロットや手相や姓名判断という占いは知っているが、あらゆる方法
での占いを扱う、まさに占いのデパート。自分の持つ色を診断したり、それに合わせたジュエリ
ーを販売したりと、多様なサービスを行っているようだ。





      リンク 「Rinの森」 ホームページ


52.「エルディムハツネ」 所在地:愛知県蒲郡市

 情報が少なく収集が難しい、住宅物件。類似する名称の物件は静岡県にもある(→三島市
初音台参照)が、向こうは「エルティム初音」、こっちは「エルディムハツネ」と、微妙に違う。






53.「居酒屋りん」 所在地:愛知県名古屋市瑞穂区

 名古屋市の住宅街にある、家庭的な居酒屋。休業日なのかお店は開いていなかったが、ど
ういうわけか看板がとなりの喫茶店の脇に追いやられていた。同じ家族で二つの店舗を経営し
ているのかもしれない。




54.「居酒屋りん」 所在地:愛知県名古屋市中区

 こちらは同じく名古屋市内の中心部にある、同名の居酒屋。店構えも規模も違い、それなり
に立派だ。AMEXも使えるので、世界を股に掛けるビジネスマンも安心である。小さく「凛」の表
示もあって店名の意味がわかるが、メインはあくまでひらがなの「りん」。




55.「くれえぷリン」 所在地:愛知県名古屋市中川区

 名古屋市中川区にあるお店。小さくて質素な外観だが、こだわりのクレープとホットドッグを
食べさせてくれると評判。特別高級な素材を使っているわけではないが、それでも品質や調理
にはとても細かい心配りをしており、その味は絶品と評価する人も多い。目立たないが口コミで
根強い支持を集めている、実力派のお店なのだ。
 ちなみに店主さんは「つボイノリオ」先生の熱狂的ファンで、親交もあるそうだ。これはそうい
う意味でも行ってみる価値がありそうだぞ。



      リンク 「くれえぷリン」 ホームページ


56.「ホルモン焼肉りん」 所在地:愛知県新城市

 愛知県東部の小都市、新城市にある焼肉店。鏡音リンの名前を持つホルモンと焼肉の店。
 女声VOCALOIDにホルモンはミスマッチな印象を受けるが、宮城県に「ホルモン初音」もある
し、きっと世間ではおおらかに受け入れられているのだと思う(なんだそれ)。





      リンク 「ホルモン焼肉りん」 ホームページ


57.「ヘア&フェイスRin」 所在地:愛知県豊川市

 豊川市の美容院。まだ真新しい建物だが、どことなく懐かしさを感じる外観。瓦屋根で和風建
築なのに、窓の造りやポップな看板は西洋の様式。違和感があっておかしくないはずなのだが
不思議な調和を感じる。




58.「初音川ビオトープ」 所在地:愛知県豊田市

 豊田市といえば、言わずと知れたトヨタ自動車の城下町。事情を知らないよそ者は工場が建
ち並ぶ都市だと思ってしまうのだが、実体は農業も盛んなのどかな郊外が広がるところであ
る。
 初音川ビオトープも、自然を生かした施設。いや、かつての自然を取り戻そうとするプロジェ
クトから生まれた施設である。現在広がる田畑は、緑の彩を与えてくれているとはいえ、紛れも
ない人造物。ここはかつて当たり前にあった小川や池を現代に復活させようという目的で造ら
れたもの。
 田んぼの広がる一帯に、21世紀になって池が誕生した。逢妻男川に流れ込む小川の水を溜
め、自然の状態のままに維持して、昔のままの生態系を復元しようというもの。人間が設計し
て作ったものだから厳密にはこれも人造物なのだが、自然を復活させるものという前提がある
から、根本が違う。多くの人造物が反自然であるのに対して、これは異なるのだ。

 小さな公園のような場所で、池を中心に歩道(ただしこれまた自然に任せたあぜ道のようなも
の)などが設けられている。簡易的なトイレなどはあるが、遊具や広場などはない。あくまで自
然を感じて、それを維持するための大切さを見つめるためのものである。





 この池には二つの水路がある。一つは逢妻男川に流出するための出口、もう一方が水源と
なる小川からの流入口。下の画像で手前に見えるコンクリートの壁が逢妻男川との接続部。そ
して奥に見えるのがこの池に水を湛え続けている川、初音川である。



 初音川。かつては自然豊かなせせらぎを持つ小川だったようだが、農業地帯となった近代で
は用水路としての需要が求められ、また生活排水などによる水質汚染もあったのだろう。幾多
の問題を乗り越えて、わずかではあるがかつての流れを取り戻しつつある。



 水鳥だろうか、時々鳥の声が聞こえる。初音川ビオトープはしっかり生態系に溶け込みつつ
あるのだろう。



 近くには幹線道路もあり、線路もある。田んぼの向こうを真っ赤な名鉄電車が走る。比較的
小規模な集合住宅も点在、ここは人の暮らしとかけがえのない自然とが共存する、現代では
貴重なところなのである。




59.「ミュージックショップRIN」 所在地:愛知県碧南市

 住宅街を通る幹線道路沿いにあるCDショップ。店の外観は確かにCDを扱っていそうなPOP
なデザイン(ただしやや前時代的)だが、店内はさほど広くなく、扱っている商品が豊富なのか
は微妙だった。店前の植木鉢が渋い。




60.「ドミール・リン」 所在地:愛知県刈谷市

 刈谷市にある賃貸マンション。3階建てで小規模、真新しいがエレベーターはない。そういや
自分も20代の頃エレベーターなしの3階建てに住んだことがあったが、引越しとかの時に大変
なんだよな(どうでもいい)。






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